採用試験で圧迫面接を受けた → 2年後、その面接官と結婚式で再会 → 俺『あの時の会話録音してたんですけど…白黒つけましょうか?』 → 結果…

新郎側の親戚に見覚えのあるおっさん発見。

新郎の叔父との事。 

そのおっさんは昔、地元企業の採用試験を受けた際、面接担当だった。

このおっさんがやったのは、いわゆる圧迫面接。 

意地悪な質問をして、こちらが返答するとさらにそれを否定して、反応を見るって奴ね。 

ただ、このおっさんのそれは、度が過ぎていた。

俺が母子家庭だと知る→

「片親だけに育てられた奴は、社会人としてやっていけない」 

変声が殆ど無かった為、声が高い→

「馬鹿でかいくせに、声が気持ち悪い。喉の手術でもして来い」 

父親が若くして病死→

「堕落した生活していたから早死にしたんだ。お前にもそんな血が流れているぞ」 

一緒に面接を担当していた同僚らしき人達が、ドン引きするくらいの暴言の数々。

正直、面接の名を借りた憂さ晴らしをやってる感じだった。 

俺も我慢の限界超えたから、机に蹴りぶちかまして退室したんだけどね。

もちろん結果は不採用でした。

それが大体2年前。

まぁ別の会社に就職して、それなりに社会人やってたから、

おっさんの事は殆ど忘れてたんだけど、顔見たら思い出しちゃってね。 

まぁ、昔の事を蒸し返すことも無いか。と気がつかないふりしてたら、

おっさんの方が「お前はあの時の!」って空気読まずに大声出しやがった。 

披露宴の最中に大声で「お前のような非常識な男が―」と騒ぎ立てるおっさん。

遂には妹や母親の事まで罵倒しだしたので― 

「あの時の暴言の数々。実は録音してたんですけど…出る所に出て、白黒つけましょうか?」 

と言ってみた。

そしたら、

「え、あ、いや…その…」と面白いくらいにどもるおっさん。 

その後、新郎のお祖母さん=おっさんの母親が仲介に入る→

こっちの話を聞いたお祖母さん「○次! 本当の事を言いなさい!」と一喝→

おっさん、あっさり自白。式場から強制排除。 

お祖母さんと新郎のお父さんが俺達家族に謝罪して、一件落着。

新郎や妹の友人達が色々と笑いを取ってくれたから、

そこからは凄く楽しい披露宴だった。 

後で知った事だけど、このお祖母さんが新郎一族の長老的存在らしくて、本家の長男である新郎のお父さんよりも発言力があるとの事。 

80過ぎているのに杖なしでスタスタ歩き、よく食べよく飲み、メインに出てきたステーキもペロリと平らげる凄いお祖母さんだった。 
そして、例のおっさん。昔から暴言癖があってちょくちょくトラブルを起こしていたらしく、今回のことでとうとう愛想を尽かされた模様。 
「私の目の黒いうちは、この家の敷居を跨ぐ事は許しません!!」と、実家に近づく事を禁じられたそうです。


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